【長編部門】
グランプリ:「わたしたちに祝福を」 監督:横尾友美

長編部門審査委員長:筒井武文(東京藝大名誉教授)大賞受賞者へのコメント
「ろうあ者の監督が作成し、出演も。多くの方が体感できない世界を疑似体験させる芸術性の高い作品。ろうあ者が虐げられてきた歴史を捉えた重要なテーマを取り上げている価値ある作品でもある。」
長編グランプリ受賞者コメント「わたしたちに祝福を」横尾友美監督の喜びのコメント
「筒井審査委員長からの言葉が大変光栄で胸が熱くなりました。多くの方が体感できない世界を作品として届けられたことを、本当に嬉しく思います。温かいお言葉を励みに、これからも精進してまいります。」
「わたしたちに祝福を」監督 横尾友美プロフィール
本作はろう者女性の生きづらさを繊細かつ強烈な描写で描いた芸術的映画。
監督・主演はろう者であり、ろう者としての感性、アイデンティティと結ぶ身体表現の活動を行う。第20回さがの映像祭大賞受賞。
一般部門グランプリ:摩文仁 mabuni 監督:新田義貴

NHKスペシャル担当のディレクター出身の監督で、構成の立て方や、ストーリーラインの完成度が長編部門では一番と筒井先生も絶賛。
国際コンペ部門グランプリ:ここにいる、生きている。〜消えゆく海藻の森に導かれて〜 監督:長谷川友美

磯焼けというエコロジー的なテーマを撮影監督出身のスキルによる映像美で入賞。教育機関にはハイライト版を無償提供中。
観客賞グランプリ:コミュニティムービー「30(さんまる)」 監督:鈴木七沖

筒井審査委員長から「題材が複雑怪奇で長編部門では最も難しいテーマ」と評されつつも、長編部門では観客賞グランプリ受賞でした。
長編観客賞次点:君は君でいい 監督:大場丈夫

カメラが入っていることを視聴者に全く感じさせない稀有な記録映画と、筒井審査委員長が講評。不登校を抱える保護者の方にはぜひ、観ていただきたい作品。
【短編部門】
グランプリ:イスラム|君と歩む 監督:磯部和弥

短編部門審査委員長:土屋敏男(元日本テレビプロデューサー)大賞受賞者へのコメント
「ドキュメンタリーの大事なものが映っている。ドキュメンタリーというのは取材対象の強さ、存在感が大事だが、それ以上にこの作品には撮る側の、どしんと構えた強さがある」
短編グランプリ受賞者 イスラム|君と歩む 磯部和弥監督の喜びのコメント
「日本において、ドキュメンタリーという表現を大切に守り続けておられるこの映画祭で、グランプリをいただけたことを心から光栄に思います。」
イスラム|君と歩む 監督 磯部和弥プロフィール
本作はキルギスの辺境で暮らす脳性麻痺の青年を追ったドキュメンタリー。
監督は米国アカデミー賞公認の映画祭を含む8ヶ国15の映画祭で受賞・入選。
一般部門グランプリ:「私のお詫びの物語」 監督:吉田泉

映像作家に不可欠な資質は「わがまま」という。このひとしかつくれない作品を提供と土屋審査委員長が絶賛。
国際コンペ部門グランプリ:それでも紙の本が好き 監督:上村雅代

出版社の社長を務める監督が、紙の本が大事ということを切羽詰まって映像で伝えるというクリアなコンセプトが土屋審査委員長から高評価。
国内学生A部門グランプリ:find me/私を見つけて 監督:まるあかり

学生部門のグランプリは東京藝大院(アニメコース)修了作品。この映画祭では監督プレゼンも結果を大きく左右しますが、この作品では特に監督プレゼンで20点もアップ
観客賞グランプリ:僕らのじいちゃん 監督:山部住子

岡山の写真館を経営する山部監督率いる映像制作チームが満を持して応募した再現記録映画。
短編観客賞次点:ばあちゃんの引っ越し 監督:北村伊知郎)

絶妙なカメラのフレーミングが物語とあいまってとくに目を引いた作品。藝大院映像研究科2期生という監督。

なお、入選作品15作品(長編5作品、短編10作品)の予告編や、土屋・筒井各部門審査委員長による講評の動画を、なぎさ映像公式you-tubeサイト(https://www.youtube.com/channel/UC_w2_dh0HXu-5_FPYHFNlkA)でご覧いただけます。また、長編部門大賞受賞の横尾友美監督には賞金10万円、短編部門大賞受賞の磯辺和弥監督には賞金3万円、両監督を含め各受賞者には賞金と表彰状が授与されました。
第5回の石垣島湘南国際ドキュメンタリー映画祭は次回、令和10年3月頃を予定していますが、公募ガイドや登竜門等で作品募集要領を公表しております。
皆様のご応募を心よりお待ちしております。

